ルーク・リストのWITB2026年7月版に学ぶ、ツアープロのギア選び

「憧れのツアープロは、いったいどんなクラブを使っているんだろう」——練習場で一息ついたとき、ふとそんな疑問が浮かんだことはありませんか。
私自身、雑誌やSNSでプロのバッグ写真を見るたびに、つい隅々までチェックしてしまいます。

今回は、PGAツアーで活躍するルーク・リスト選手が、ジョン・ディア・クラシック前に披露したバッグの中身(WITB:What’s In The Bag)を手がかりに、2026年最新モデルの傾向と、自分に合うギアの選び方を考えてみたいと思います。

何が話題になっているのか

ゴルフメディアGolfWRXが2026年7月10日に公開した記事によると、リスト選手のバッグには14本以上のクラブが収められていました。
ドライバーはTitleist GTS3(9度・SureFit B1設定)、シャフトはFujikura Ventus Black 7X。
フェアウェイウッドはTaylorMade Qi4D(15度)とQi10(18度)の2本立てで、アイアンはPXGのプロトタイプモデルを4番から9番まで採用しています。
ウェッジはTitleist Vokey Design SM10とSM11を組み合わせ、パターはScotty Cameronのプロトタイプ2種とLAB GolfのLink 2.1を使い分けているとのことでした。
ボールはおなじみのTitleist Pro V1です。

ツアー最前線の選手が、複数ブランドを「適材適所」で組み合わせている点が、今回のバッグの興味深いところです。

選び方・違いから見えてくること

WITBが面白いのは、単なる「最新モデル紹介」ではなく、同じ選手の中でも用途によってギアを使い分けているところです。

ドライバーに選ばれたGTS3は、Titleistが2026年に投入したGTSシリーズの中でも、よりコンパクトでツアー選手好みの形状を持つモデルです。
低スピンで弾道を操作したい人向けで、球をつかまえやすい寛容性を重視する人には、同シリーズの他モデルのほうが向くこともあるでしょう。

フェアウェイウッドは2本入っており、15度のQi4Dは弾道と球筋を細かくコントロールしたい場面向け、18度のQi10は安定した高さと距離を稼ぎたい場面向けと、番手だけでなく「役割」で使い分けているのが分かります。
番手を絞り込みたい方は、まず自分がミスしやすい方向(左右どちらに散らばりやすいか)を基準に、操作性重視かミス許容重視かを選ぶと失敗しにくいはずです。

ウェッジはSM10とSM11という世代の異なるモデルを混在させていました。
最新モデルに全部揃えるのではなく、フィーリングの合うウェッジは残しつつ新モデルを部分的に試すというのは、番手ごとに買い替えを検討している方にも参考になる考え方です。

パターも、感度の高いプロトタイプと、市販されているLAB GolfのLink 2.1というLie Angle Balanced(構えたときにフェースが自然にスクエアを保ちやすい設計)モデルを使い分けており、「構え感」と「安定感」のどちらを優先するかで選択肢が変わることを示しています。

評価・実績

ルーク・リスト選手はPGAツアーでの優勝経験を持ち、安定したショットメイクに定評のある選手です。
そうした選手が実戦投入するギアは、単なる話題性だけでなく、ミート率や再現性が求められるシビアな条件下で選ばれているという点で、一つの信頼できる指標になります。
もちろんプロと同じギアを使えば同じ結果になるわけではありませんが、モデル選定の考え方は参考にする価値があるでしょう。

価格・どこで買えるか

実際に店頭で購入できるモデルの価格帯も確認しておきましょう。
ドライバーのTitleist GTS3は699ドル、フェアウェイウッドのTaylorMade Qi4Dは379.99ドル(上位モデルのQi4D Tourは449.99ドル)、ウェッジのVokey SM11は仕様により199〜239ドル、パターのLAB Golf Link 2.1は499ドル(カスタム仕様は599ドルから)となっています。
一方、アイアンのPXGプロトタイプや、パターのScotty Cameronプロトタイプは選手支給の試作モデルのため、現時点では市販されていません。
最新の在庫・価格は変動するため、購入前に公式サイトや取扱店舗で確認することをおすすめします。

まとめ

プロのWITBは、そのまま真似するためのものというより、自分のミスの傾向や好みに近い選択を見つけるヒントとして活用するのがおすすめです。
気になるモデルがあれば、まずは試打で構え感やインパクト音を確かめてみてはいかがでしょうか。

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