マキロイが初日から首位発進。スコティッシュ・オープンの大混戦に見るリンクスゴルフの面白さ

18フィートのイーグルパットが、初日のリーダーボードをいきなり塗り替えることがあります。
ジェネシス・スコティッシュ・オープンの1日目、そのパットを沈めたのがロリー・マキロイでした。
海外ツアーの結果は数字だけ追うと味気ないものですが、今回はスコアの裏にちょっとした人間ドラマも見えてくる展開になっています。
初日で何が起きたのか
舞台はスコットランド・ノースバーウィックにあるザ・ルネッサンス・クラブ。
7月9日に行われた初日、マキロイは1番のパー5でいきなり18フィートのイーグルパットを沈めると、残り2つのパー5でもバーディを重ね、トータル5バーディ・1イーグル・2ボギーの65(-5)をマークしました。
首位はマキロイひとりではありません。
パトリック・キャントレイ、ラスムス・ホイガード、トム・キム、ベルント・ワイスバーガーの4人も同じ-5で並び、5人による首位タイという滑り出しになりました。
71人がひしめく大混戦の背景
今大会の特徴は、上位の差がとにかく詰まっていることです。
3位タイにはブルックス・コープカを含む8人が-4で並び、5位タイにもマット・フィッツパトリック、トミー・フリートウッド、ボブ・マッキンタイア、ウィンダム・クラークら実力者が-3で顔をそろえています。
初日終了時点で5打差以内に71人がひしめく大混戦となっており、これはリンクスコース特有の風の影響を受けやすい難しさが表れた結果とも言えそうです。
前週の全米プロで存在感を見せたスコッティ・シェフラーは68(-2)で7位タイ。
本人は「パー5でもっとスコアを稼げたはず」と振り返っており、伸びしろを残したスタートになりました。
ちなみに同じ7位タイには昨年の王者クリス・ゴッテルップも並んでおり、連覇に向けた巻き返しが期待される位置につけています。
ここに注目したい:マキロイの「帰郷」とリンクスへの愛着
今季は2年連続でマスターズを制しているマキロイですが、最近フロリダからロンドンへ拠点を移したこともあり、今大会について「久しぶりのリンクスゴルフが本当に楽しい」と語っています。
フェアウェイキープを重視した組み立てがスコアリングチャンスを生んだとのコメントからも、地に足のついた戦略で臨んでいる様子がうかがえます。
自身2度目のスコティッシュ・オープン制覇へ向けて、幸先の良い滑り出しとなりました。
読者にとっての楽しみ方
初日でこれだけ差が詰まっていると、週末にかけての展開が読みにくくなります。
強豪が上位に固まっているぶん、誰か一人が抜け出すのか、それとも最終日までもつれ込むのか、天候やコンディション次第で順位が入れ替わる可能性も十分にあります。
全英オープン前哨戦という位置づけもあり、リンクスコースでの選手たちの適応力を見比べてみるのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。
まとめ
初日から5人が首位に並ぶ大接戦となったジェネシス・スコティッシュ・オープン。
マキロイの好調ぶりとシェフラーの巻き返しに注目しながら、週末のリーダーボードの動きを追ってみてください。