3M Open初優勝、ジャクソン・コイヴンのバッグ全公開――タイトリストで統一する理由とクラブ選びのヒント

プロゴルファーがどんなクラブを使っているか、ラウンド後についスマホで調べてしまう。
そんな経験はありませんか。
特に大きな試合で初優勝を飾った選手のバッグは、「なぜこの組み合わせを選んだのか」という物語が詰まっていて、自分のセッティングを見直すヒントになります。
今回取り上げるのは、2026年の3M Openでプロ転向3試合目にしてツアー初優勝を果たした21歳、ジャクソン・コイヴン選手のバッグです。
何が話題になっているのか
コイヴン選手は25アンダーという圧巻のスコアで、世界ランク上位のスコッティ・シェフラー選手を3打差で退けて優勝しました。
オーバーン大学出身で、プロ転向からわずか3試合目での初優勝は大きな話題になっています。
そのバッグの中身は、ドライバーからパターまでほぼすべてがタイトリスト製品で統一されているのが特徴です。
選び方・違いから見るクラブセッティング
具体的な構成を見てみましょう。
ドライバーは「GT2」(8度、フジクラ スピーダー661TR Xシャフト)、3番ウッドには市販前の試作モデル「GTS3プロトタイプ」(15度)を採用しています。
プロトタイプまで試すあたり、セッティングへのこだわりの強さがうかがえます。
アイアンはさらに個性的で、3番はT250、4番はT100、5〜9番は620(プロトタイプ)と、番手ごとに異なるモデルを組み合わせる「ミックスセット」にしています。
これは球が上がりやすい番手には易しいモデルを、操作性が求められる番手には難しいモデルを、というように役割分担させる考え方です。
アマチュアがクラブを選ぶときも、「全番手を同じシリーズで揃える」のではなく、苦手な番手だけ易しいモデルに変えるという発想は参考になるのではないでしょうか。
ウェッジはボーケイデザイン「SM11」を46度・50度・54度(55度にベンド)で使い、60度はワークス製のカスタムモデルを追加しています。
パターはスコッティキャメロン「ファントム9 ツアープロトタイプ」に、SuperStroke製のグリップを組み合わせました。
ボールは定番の「Pro V1」を使用しており、スピン量を抑えて低めの弾道を出しやすいモデルを選んでいることが分かります。
評価・実績
このセッティングで臨んだ3M Openでは、最終日まで安定したプレーを続け、優勝賞金は150万ドルを超える規模になったと報じられています。
プロトタイプクラブを積極的に取り入れながらも、ボールは市販の定番モデルを選ぶバランス感覚は、機材選びの参考になりそうです。
価格・どこで買えるか
コイヴン選手が使用するアイアン・ウェッジ・パターの多くはプロトタイプや特注品のため市販されていませんが、ドライバー「GT2」やボール「Pro V1」は店頭・オンラインで購入できます。
最新の在庫・価格は変動するため、購入前にタイトリスト公式サイトなどで確認することをおすすめします。
まとめ
ツアー選手のバッグは憧れの対象であるだけでなく、自分のミスの傾向や得意不得意を見つめ直すきっかけにもなります。
次にクラブを買い替えるときは、番手ごとに「本当にこのモデルが自分に合っているか」を考えてみてはいかがでしょうか。